驚異の生命力 あるおばあちゃんの回復

昨日ある80歳代のおばあちゃんが退院していきました。

その方は心停止で運ばれてきて、総管も2度して、意識もなく
もう三途の川渡ってしまって帰ってこないのかなと思ってたんです。


それが1か月後ぐらいに意識が戻り、でもまったく話もできずに
次は麻痺かな、もう歩けないんだろうな、と思っていたら。。。


徐々に話すことができ、ベッドを上げる、
足を少しづつあげることから、車いすに移るなど、リハビリも頑張られて、
昨日の段階では立って、大きな声で話して笑顔で退院されていかれました。



もう80歳なんだからいいやん、と思っていましたが驚異の回復力と生命力でびっくり!

そしてもう一つすごかったのは家族のみなさん、ご主人、子供、お孫さんたちの
絶対におばあちゃんは回復する!という強い信念もあったからだと思います。


通常入院が1か月超えるとだんだんお見舞いにも来なくなってくるもんですが、
ここの家族はいつも2、3人誰かが来ていたんです。



信じるということ、大事な人の回復を祈ることもこのおばあちゃんの回復力にも
つながったんだろうな、と感じた日でした。


この状態だからもうあかん、と思った私は看護師失格!
患者さんの生命力、回復力を信じて看護しないと!